読書日記、ときどき雑記帳

本の感想を書いていきます。たまにそれた話もする(かも)

【読書日記】#003 君の膵臓をたべたい

#003 君の膵臓をたべたい

読了日:17/06/12 記事公開:17/08/07 更新:

オススメ度:★★★★★★★★★★ (10.0) 

2016年度本屋大賞第2位の本です。映画化されて話題の書ですね。ネット(Amazonのレビュー)では賛否が分かれている本ですが…

君の膵臓をたべたい

僕にとってドストライクな本でした。きっと「特集記事」が何回も登場するんだろうなぁ。笑

※ネタバレなしですので安心してみてください。

 概要

タイトル:君の膵臓をたべたい

作者:住野 よる
ISBN:単行本→9784575239058 文庫版→9784575519945
値段:単行本→1400円+税 文庫版→667円+税
君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 

ちなみにコミック版もあります。おすすめです。

こんな本

【地味なクラスメイト】である「僕」が病院に来ていた時に、「共病文庫」(=彼女の日記兼遺書)と名付けられたノートを拾う。冒頭には「私はあと数年で死んじゃう」と書かれていた。しかも持ち主は食ラスの人気者、桜良のものであった。【秘密を知っているクラスメイト】になった「僕」は次の日から彼女に振り回されるのだが…

主人公

僕(?? ??)

山内桜良

評価とコメント

点数:A+ (100/100)

レビュー通り泣かされました。

 設定的には難病ものなのですが、よくある難病もののような結末にならないのがこの本のポイント。おもわず声に出して「えっ」って言ってしまいました。【僕】の一日と桜良の一日は同じ価値というのが今までにない描き方で書かれていました。

おすすめは本→コミック→映画→コミックですね。4回泣きました。

書きたいことは山々ですがネタバレになっちゃうので別記事(後日)で。

心に残った言葉 (ページ表記は単行本)

「私達は、自分の意志で出会ったんだよ(P.170)」 

「きっと誰かと心を通わせること。(P.192)」

「世界は、差別をしない。(P.221)」

「初めて私は、私自身として必要とされているって知ったの。(P.253)」