読書日記、ときどき雑記帳

本の感想を書いていきます。たまにそれた話もする(かも)

【読書日記】#002 君は月夜に光り輝く

#002 君は月夜に光り輝く

読了日:17/03/07 記事公開:17/08/05 更新:

オススメ度:★★★★★★★★★☆ (9.0)

 

第23回電撃小説大賞 大賞受賞作です。

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

なんと!この本は作者である佐野徹夜さんのデビュー作です。デビュー作とは思えないほど感動しました。実は作者の背景にも注目すべき本です。

 概要

タイトル:君は月夜に光り輝く

作者:佐野 徹夜
ISBN:9784048926751
値段:630円+税
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫)

 

こんな本

僕(卓也)のクラスに渡良瀬まみずという、発光病で入院している子がいる。ある日、クラスメイトの香山に押し付けられて病院まで行くことになった。病院で彼女にポッキーを買ってきてほしいと言われ再度訪れるがそのとき彼女が大事にしていたスノードームを壊してしまう。罪滅ぼしに「死ぬまでにしたいことリスト」からピックアップされたものを「お願い」として実行することになったが…

主人公

岡田卓也

渡良瀬 まみず

評価とコメント

点数:A+ (97/100)

出会ってから物語後半へかけての心境の変化がポイントです。死にたいと思う僕と生きたいと思うまみず、2人の関係はいかに。

P.271以降が泣けます。(正しくは泣けました) 最後のお願いを卓也君はきちんとかなえることができるのでしょうか。
あとがきの佐野さんの人生背景にも注目。

心に残った言葉

「(P.279~P.282 書いちゃうと長いうえネタバレになっちゃう…)」